プロフィール

1972年 秋田県秋田市生まれ

埼玉県川口市,秋田県男鹿市,埼玉県浦和市(さいたま市)と移り住み,高校卒業後に宮城県仙台市で一人暮らしを始める。

浦和に住んでいるときにはいい思い出があまりない。高校3年生のときにはストレスが原因かどうかはわからないが“自然気胸”という病気で入院を繰り返したり,謎の体調不良で学校に行けなくなったりして,出席日数ぎりぎりで卒業できた。一人暮らしを始めて,いろいろなことから解放された気分になった。

1992年 山形大学理学部数学科入学

経済学部や法学部などの社会科学系の学部も考えていたが,“得意な”教科が数学であったことからなんとなく数学科を目指すことに。この選択が正しかったかどうかはおよそ30年たった今でもわからない。

在学中は学習塾講師として小中学生の数学(算数)・理科を担当。このころから問題作成もよくしていた。

一方、大学のほうは・・・,あまり頭がよくないので相当苦労した。専門の数学すらよくわからないし,4年生への進級もぎりぎりだった。

今思えば,よく卒業できたものだ。

1996年 東北大学大学院理学研究科入学

今でも合格した理由がわからない。ただ,受験の時はとにかく「基本」を重点的に勉強していた。

1・2年レベルの教科書ですら2~3回読んだだけではわからないので,10回・・・いや2~30回は繰り返し読んでいたと思う。学部で学んでいない範囲も含まれていたので,独学した分野もあった。

試験のとき,基本定理の証明は教科書に書かれている通りに復元できた。復元・・・といっても丸暗記はしていない。繰り返し読んでいく中で,意味を理解することができたのである。

しかし,入学後になって進学した目的がわからなくなる。後述の予備校講師の仕事が充実していたことも大きい。

大学の先生の勧めで最大限“休学”という状態を続け,入学から3年後に中途退学をする。

1996年 大手大学受験予備校(数学)講師

大学院の合格と同じくらい採用には驚いた。採用された予備校は,受験テクニックをたくさん教えるようなイメージに反して,「基礎・基本」を徹底していた。

最難関コースの教材を見ると,公式の証明をさせる問題が少なくなかった。まず基礎・基本をしっかり理解し,次にそれらの使い方を学ぶ。

この流れの重要性は,東京大学の入試問題で「定義」と「公式の証明」が出題されたときに強く実感した。

この大手予備校では言うまでもなく一流の講師がたくさん活躍されていて,ここでの講師経験はその後の指導に大きな影響を与えることになった。

2004年 3級ファイナンシャル・プランニング技能士合格

少子化の影響などで高卒生(浪人生)が減少し,いい評価が得られたとしても仕事が増えなくなっていた。さらに「数学」以外の知識が少ないことにも気になっていた。

そんなときに「ファイナンシャル・プランナー」という資格や仕事について知ることができた。

学生のころから気になっていた税金・保険・年金等の知識も得ることができたのは,仕事や自己啓発のためというよりもむしろ自分自身の生活のためになった。

2007年 生命保険会社入社

金融業界のことはまったく知らなかったので,研修が充実しているということだけで某生命保険会社へ入社。

FP資格は独学で取得していたので研修は退屈なことが多かったが,同期入社の人が多かったのでいろいろな刺激を受けた。

ところが,自分の描いていたFP像とは何かが違う。商品販売そのものが目的になっていた。わかっていたのだがあまりにも苦痛だった。

2008年 土呂FP研究所開業

予備校講師として復帰するが,需要が高まってきている少人数や個別指導を中心に行うことにし,また,ファイナンシャル・プランナーとしては私と同様に自分自身でライフプランを作ることができる人を増やしていきたいと考えている。

屋号はファイナンシャル・プランナーを意識したものではあるが,大学受験指導もファイナンシャル・プランニングもお客様の未来が明るくなることを願うことに変わりはない。

これまでに合格・取得した資格

2004年 3級FP技能士
2005年 2級FP技能士
2006年 簿記検定3・2級
2007年 AFP認定,2級DCプランナー
2009年 CFP認定,1級FP技能士

土呂FP研究所 (とろエフピーけんきゅうしょ)
児玉 明 (こだま あきら)
所在地 北海道札幌市豊平区平岸1条5ー2ー29
メール info@nagominowa.jp
主な事業内容 ・高等学校数学および大学受験数学指導
・個人向けファイナンシャル・プランニング